ロードバイクに乗り始めたばかりの皆さん、坂道(ヒルクライム)に苦手意識を持っていませんか? 「坂道に差し掛かるとすぐにバテる」「脚がパンパンになって途中で止まりたくなる」なんて経験、あると思います。 でも大丈夫!ちょっとしたコツを押さえれば、坂道はもっと楽しく、そして楽に登れるようになります。 今回は、初心者向けにヒルクライムのポイントを解説していきます!
目次
1. まずは気持ちから!坂道を怖がらない
坂道を見ると「うわ、きつそう…」とネガティブになりがちですが、最初から「登れないかも」と思ってしまうと、本当に苦しくなります。 「ゆっくりでもいいから登ればOK!」くらいの気持ちで挑戦してみましょう。
また、「坂を登り切ったら美味しいコーヒーが待ってる!」「景色を楽しもう!」と、ポジティブな目標を作るのもおすすめです。
2. ギアの使い方をマスターしよう
初心者の方に多いのが、「ギアを変えるタイミングが遅い」こと。 坂道に入ってから「あ、重い!」と思って変速するのではなく、坂道に差し掛かる前に軽めのギアにしておくのがポイントです。
また、無理に重いギアで踏み込もうとせず、**軽めのギアでクルクル回す(ケイデンスを高める)**ことを意識しましょう。 目安として、1分間に80〜90回転くらいが理想的です。
3. 姿勢を意識してラクに登る
ヒルクライムでは、体の使い方も重要です。 以下のポイントを意識すると、余計な力を使わずに登れます。
- 上体をリラックスさせる:腕や肩に力が入りすぎると、余計なエネルギーを消費してしまいます。
- 前傾姿勢を保つ:上半身を適度に前に倒し、重心を前に持っていくことで、後輪が浮きにくくなります。
- ペダルを円を描くように回す:踏むだけでなく、引き上げる動作も意識すると、より効率的にパワーを伝えられます。
4. ペース配分を考えよう
最初に頑張りすぎて、途中でバテる…なんてことは避けたいですよね。 ヒルクライムでは一定のペースをキープすることが重要です。
最初から全力で踏まず、「最初は余裕を持って、後半に余力を残す」イメージで登りましょう。 心拍が上がりすぎないように、自分が「会話できるくらいの余裕」を意識すると、ペースが安定しやすいです。
5. 呼吸を意識する
坂道では、無意識のうちに呼吸が浅くなりがち。 意識的に深くゆっくり息を吸い、しっかり吐くことで、酸素をしっかり取り込めます。
特に、苦しくなってくると「ハァハァ」と短い呼吸になりがちなので、「吸う:吐く=1:2」のリズムを意識してみてください。
6. ダンシング(立ちこぎ)を活用する
ずっと同じ姿勢でペダルを回していると、脚が疲れやすくなります。 そんなときは、ダンシング(立ちこぎ)を活用して、筋肉の負担を分散させるのがおすすめ!
ただし、ダンシングは体力を消耗しやすいので、
- 急な勾配が出てきたとき
- お尻が痛くなってきたとき
- 少しリズムを変えたいとき
など、タイミングを見ながら使いましょう。
7. 軽量化で坂道を有利に
坂道では、軽いほど有利なのは間違いありません。 とはいえ、ロードバイクのパーツをいきなり軽量化するのは大変なので、まずは自分の荷物を見直してみましょう。
- サドルバッグやジャージのポケットに余計なものを詰め込んでいないか?
- ボトルの水は適量か?(必要以上に重くなっていないか)
ちょっとした軽量化でも、坂道の負担が減りますよ。
8. とにかく経験を積もう!
坂道は、慣れが大事です。 最初はきつく感じても、何度も登っているうちに、 「この坂はこのギアでいけるな」「このペースなら最後まで踏めるな」と、コツがつかめてきます。
最初から無理な坂に挑戦せず、少しずつステップアップしていくのがおすすめです。
まとめ
ヒルクライムは、ちょっとしたコツを押さえれば、ぐっと楽になります。
- 気持ちを前向きに!坂を怖がらない
- ギアを適切に使って、軽めのギアでクルクル回す
- 姿勢を意識して無駄な力を使わない
- ペース配分を考えて、一定のリズムで登る
- 深く呼吸して、酸素をしっかり取り込む
- ダンシングを使って負担を分散
- 余計な荷物を減らして軽量化
- とにかく経験を積んで慣れる!
最初は大変かもしれませんが、登り切ったときの達成感は格別です! ぜひ楽しみながら、少しずつチャレンジしてみてくださいね。
それでは、楽しいロードバイクライフを!
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